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いにしえの人々と

岐阜県にある池田山東麓の扇状地に立地する岐阜県最大級の群集墳、願成寺古墳群。6〜7世紀に築かれ、100基以上の円墳からなります。

この場所で開催されている美術展に初めて参加し、布の作品を発表しました。はじめて行った時、風にたなびく、洗濯物をイメージしました。お墓である古墳から、人々の生活を想像したのかもしれません。

沖縄にはない、山並みや風に散る桜の様子

滞在先の土川商店は、古くからある建物で、仕事が終わるとお酒を飲みにやってくる人々との会話も楽しかったです。

​滞在制作ならではの、その場所で生活する人たちとのやり取りも含めて、この展覧会のすばらしさに触れられ、貴重な体験でした。

願成寺古墳群美術展

2019.4.20〜5.26

願成寺古墳群一帯

主催:2019美濃国池田山麓物語実行委員会

つながれゆくいのち

マブニ・ピースプロジェクト2019では、大きな布のタペストリーのインスタレーションを発表しました。

糸満市米須に生きる、でいごの木(でぃぐぬ木)をモチーフにしています。第2次世界大戦を生き抜いたこのでいごの木は、集落の守り木でもあるシンボリックな存在です。

戦争というものは、人によって引き起こされ、それはすべての生命にとって弊害でしかありません。生きることを考えることは、生命(いのち)のつながりについて考えること。何度もそのことについて考える必要があるのだと想い、制作しています。

6月に摩文仁をメイン会場に開催された本展は、7月には大浦湾でも展開されました。また、2018年から始まった済州での交流展として、12月にはソギポアートセンターでも開催されました。

マブニ・ピースプロジェクト2019

2019.6.10〜30

沖縄県平和記念資料館・平和記念公園内、白梅の塔

CAMP TARGANIE artstic farm、ひめゆりピースホール

大浦湾ピースアートプロジェクト2019

2019.7.1〜7.5

緑風学園

マブニ・ピースプロジェクトin済州

2019.12.5〜12.9

​西帰浦アートセンター/済州

あしもとにほし

幼いときに、砂浜の小さな貝やサンゴのかけらを拾っていた記憶

 

ある研究者のことば

一人の人間がほんの少し浜から手に入れた宝物も、同じ浜で何十万人が同じ行為をおこなえば、ひとつの浜がなくなってしまう

それを聞いたときに、とても悲しい気持ちになりました。同時に、人間とは本当に地球に対して害しかおよぼさないなと落ち込みもしました。

それでも、この土地や自然に対する気持ちは何なのでしょうか。

問いかけ続けることしかできませんが、それをやめてはいけないのだろうと思います。

新 黒潮チャンプルー 沖縄・台湾現代美術展

2019.11.9〜12.1

CAMP TALGANIE artistic farm

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